佐藤司法書士社会保険労務士合同事務所

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07月

面談予約のとりかた

いまさらですが、「○○日の2から3時頃に訪問します」と予約をとったら、待つほうは2時前から待機するのですが、来られるほうはしっかり?3時に来られました~そこから1時間30分の面談。この微妙な時間を。。。

別の件。「ご都合のいい日をいくつか?」と問われて「○日の午後、○日の午前、○日の午後、○日の午前。決まったら早めにお知らせくださいね」とこたえる。で、今日がその候補日の最後の日なんですけど、いまだお返事がない。どうすればいいの~

今後の裁判員裁判はどうなる

26.7.24最高裁第一小法廷は傷害致死被告事件で裁判員裁判での第一審、それを指示した高裁判決を、量刑不当として破棄した。その判決理由中に次のくだりがある。

「指摘された社会情勢等の事情を本件の量刑に強く反映させ,これまでの量刑の傾向から踏み出し,公益の代表者である検察官の懲役10年という求刑を大幅に超える懲役15年という量刑をすることについて,具体的,説得的な根拠が示されているとはいい難い。その結果,本件第1審は,甚だしく不当な量刑判断に至ったものというほかない。同時に,法定刑の中において選択の余地のある範囲内に収まっているというのみで合理的な理由なく第1審判決の量刑を是認した原判決は,甚だしく不当であって,これを破棄しなければ著しく正義に反すると認められる。」

「甚だしく不当」、「著しく正義に反する」とは、これに関わった裁判官や裁判員に対して甚だしく失礼ではないだろうか。最高裁といえども言い過ぎと思える。こうなってくると、そもそも裁判員裁判という制度自体を根本的に見直さなければならないのではないだろうか。